社葬が終わったら

最後まで事務作業はきっちりと

突然にたくさんの手配を一度にこなさなくてはならない社葬ですが、本番は式の最中だけではありません。
式が終わったあとのケアまでしっかりと行っていかなくては、どれだけ素晴らしい内容の式をしたとしても最終的によくない印象を残してしまうことになります。

運営に携わったスタッフ全員が、最後までしっかりと義務を果たしていけるよう、責任者は指揮をとっていくことが求められます。

式が終わったあとの事務作業で最も大事なのは参列をしてくださった方たちへのお礼状の送付と、頂いた香典や供物などに対してのお返しです。

また実際に出席をすることはできなかったけれども、弔電やその他の方法でお悔やみをいただいた方たちへしっかりとお返しをしていくことが重要な仕事になってきます。

それと忘れてはいけないのが葬儀のときに依頼をした寺院や僧侶の方へのお礼で、葬儀中にお渡しできなかったときにはあとからでもきちんと行うようにしておきましょう。

事務作業の詳細

社葬が終わったらまず最初にするのが「会葬礼状」の発送です。
これは葬式を行ったあと、実際に会場に足を運んでいただいた方たちへのお礼状のことを言います。
あとから発送をするということもできますが、会場内で香典返しをお渡しする形式の式ならばその中に一緒に入れておくということもできます。
文面はテンプレートとなっているものがあるので、その内容を適宜変更して間違いなく作成しておきましょう。

次に社葬ならではの事後手続きとなるのが「会葬御礼広告」の出稿です。
大企業が社葬を行ったあとには、ほとんどの場合で地元の新聞やその他の広報誌に葬儀が滞りなく終わったことを知らせる広告を出します。

これは葬儀が終わってから時間が開いてもいけないので早めに広告枠については相談をしておき、式終了後にすぐに出せるように文章やデザインなどを考えておきます。

それと会場に来ていただいた方は受付で名簿にお名前を頂いているので、その名簿を整理し香典の金額などをきちんとまとめて一覧にします。
ご香典をいただいた式の場合には、その所有は基本的には遺族のものとなるのでしっかりと金額に間違いがないようにしていきましょう。

会場に来られなかった方からの弔電や、式で読まれた弔辞についてもしっかりと保管をしておき香典と同じく遺族の方に確実に渡るようにします。

税務上の記録も忘れずに

社葬として葬儀を開いた場合、そこにかかった費用は会社の業務として使用した諸経費として計上することが税務上許されています。
ですので、いくら忙しいからといって支払ったお金について雑然とした取扱をしてはいけません。

会場設営費用の他、内装費用、各種印刷物の発行、香典返しの準備など社葬に関する費用ないたるところでかかってきますので、それらを支払いするときには確実に領収書をとっておき、全体でいくらかかったかをきっちりと記録をしておくようにします。

そして最終的には経理などにまわして業務上として認められるかどうかのチェックまでもしてもらうようにして経費計算をしていきます。