葬儀でのタブー

葬儀における基本的なマナーとタブー

社葬に限らず葬儀の際には必ず守るべきマナーが存在しています。
ただ最近は宗教観が薄れてきたこともあり、それほどうるさくマナーについては問われず、最低限のことさえきっちりとしていればかなりゆるく許可される式も増えています。

ただし会社行事である社葬においてはそんなゆるい規制判断は危険ですので、例え主催者側がかしこまらなくても大丈夫というようなことを事前に言われていたとしても、やはりきちんと葬儀としてあるべき服装や態度をしていくようにしましょう。

個人葬などでゆるく式を行う場合には、喪服を着用しなくても平服や通常の背広などでもよいことにしていたり、アクセサリーや化粧をしていても特に問題とはしないということもあります。

個人葬の場合や、社葬の前に行う家族葬(密葬)へ出席するときにはお通夜から参加をするということが多いでしょうが、そうしたときには式のあとに通夜振る舞いとして食事の提供があるかと思いますので、遠慮し過ぎることなくごちそうになるのがよいでしょう。

このときも特に食事に関して強い規則があるわけではありませんが、お酒の飲み過ぎて荒れてしまったり大騒ぎをしたりするのは禁止です。

葬儀における宗派について

葬儀の時に何かと気を使ってしまうのが宗派の問題です。
社葬として行う場合においては、あまりにも特殊な宗派での葬儀を行ってしまうと参列する人たちがどのように振る舞ったらよいかがわからず場が混乱してしまったりします。

故人の生前の意志を尊重するのは大切ですが、社葬として行う場合にはあくまでも会社同士の付き合いとして行う側面も強くなるので、主催をする側も参列する側も双方であまり自分たちの宗教にこだわって行動をするのは考えものです。

なお、仏教式の式を行う場合においてもっとも違いがよく出るのが焼香の方法です。
特に宗教にこだわりのない人などは、自分の前の順番の人がやったのと同じように焼香をしているのではないかと思いますが、実際には何度焼香をするか、どのように手を挙げるかが微妙に宗派によって異なります。

宗派によって違いはありますが、特に浄土真宗式の葬儀で真言宗の焼香方法をしたからマナー違反というふうにはとられません。

大切なのは故人を悼む心の方なので、しっかりと挙動不審にならないように振る舞いましょう。

葬儀の席では仕事の話は禁止

大規模な社葬になってくると集まる人間も多くなるので、以前にちょっと知り合った人や昔の友人などと偶然遭遇するということもあります。
また企業同士で現在進行の仕事をしているプロジェクトチームの人と同席するということもあります。

ですが社葬の席でそうした全く違う仕事の話などをするのはマナー違反です。
どうしても話がしたい場合には式が終わってから別の会場で行うようにし、式場内で名刺交換や仕事の打ち合わせなどはしないようにしましょう。