開眼供養

お墓の完成に伴う儀式

亡くなってからの安住の地となるお墓には墓石を設置するものですが、ただ墓石を置いているだけでは単なる石のかたまりと言っても良いでしょう。
故人の魂をお墓に迎え入れる準備をするために行うのが開眼供養です。
開眼法要や入魂式などと呼ばれることもありますが、いずれも同じ意味です。
元々は仏像が完成した時に最後の仕上げとして目を描くことで最終的に仏像が完成して魂が入るという意味を持つことから、開眼供養という形で儀式として伝えられています。
墓石も同様で、開眼供養を行うことで単なる墓石から故人の魂が存在する墓石になると考えることで、礼拝を行う対象物になるとされています。
開眼供養を行う際に合わせて納骨法要も行う場合が多いです。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E7%9C%BC%E6%B3%95%E8%A6%81

開眼供養についてよくある質問

開眼供養を行うのは初めてのことなので、よくわからないことが多いという方も多いです。
頻繁に行うような儀式ではないため、わからない事があっても当然です。
宗派によっても若干違いがあるため、詳しい事は遠慮なく菩提寺の住職にお尋ねください。
一般的に開眼供養を行うのは没後何日後などと決まっているわけではありません。
四十九日法要が終わってからすぐに納骨をしたいと考えている場合には、開眼供養と納骨法要も合わせて実施するケースもあります。
他の親族が集まる機会が多い一周忌などの年時法要やお盆などの時期に合わせるケースもあります。
それぞれのご家庭によって都合の良い時期があると思いますので、ある程度親族でも話し合いをして供養をしていただく住職とも打ち合わせをしながら日程を調整してください。

開眼供養での服装は喪服を着用するのが一般的です。
いわゆる略式喪服で良いので、男性は黒スーツ、黒ネクタイと靴下、白Yシャツを着用します。
女性は黒スーツまたは黒のワンピースを着用し、バッグやストッキングなども全て黒色のものを着用します。
あくまでも儀式として参列することを忘れずに、正しい服装を心がけるようにしてください。
なお、必ず数珠を持参することを忘れないでください。

御供物として用意するものは、餅や果物、野菜、故人が生前好んで食べていたお菓子などです。
果物や野菜については旬のものを用意すると良いでしょう。
他に供花や清酒を一升瓶で用意してください。
御供物は法要が終わったらきちんと持ち帰るようにしてください。
そのまま放置していては、墓地を動物などに荒らされてしまいますので注意しましょう。

既に開眼供養が行われているお墓に納骨を行う場合には、納骨法要だけ実施することになります。
納骨法要を行う前にきちんとお墓の清掃を行い、故人の魂を迎え入れる準備を整えておきましょう。
全ての法要が終わったら自宅や飲食店などで会食を行う場合が多いです。