還骨勤行

葬儀の締めくくりになる内容

日本では人が亡くなると火葬をするのが一般的です。
火葬場で荼毘にふし、骨を骨壷に収めて再び葬儀を行っている会場に戻ってから行う儀式のことを還骨勤行と言います。
還骨勤行は葬儀の最後で行われる儀式になるため、気を引き締めて最後までしっかり故人を見送るようにしてください。

参考:http://korobehashire.blog86.fc2.com/blog-entry-322.html

還骨勤行について

火葬場から葬儀を行っている会場まで戻ってきたら、すぐに塩や水でお清めをしてから会場に入ります。
火葬場に行かなかった親族以外の参列者にお清めをしてもらうのが一般的です。
お清めをするという意味は、死のけがれを持ち込まないという意味があるようです。
なお、お清めについては宗派によって実践する場合としない場合があります。
浄土真宗に関してはお清めを行うことはありません。
死を忌み嫌うという考え方はありませんので、お清めの必要はないとするのが一般的なのです。

会場内に入ったら、後飾り祭壇にお骨を安置することになります。
遺族が火葬場に行っている間にきちんと祭壇の準備を整えてあるはずなので、ご遺族が心配することはありません。
祭壇には供花、香炉、燭台、位牌、遺影、供物、水などが置かれています。
祭壇のことを中陰壇と呼ぶ場合もあります。
中陰とは仏教の教えによるもので、次の生を受けるとされている49日間のことをいいます。
日本では亡くなった方が「あの世」と呼ばれている世界へ旅立っていくための期間であるとも考えられています。
宗教によって考え方が異なるもので、例えば浄土真宗に関しては亡くなった方はすぐに極楽浄土つまりあの世で往生することができるとされています。
ご遺族は大事に思っていた方が亡くなったことで生と死について改めて見つめ直して、中陰期間を謹慎しながら過ごすことが大切だという考え方になっています。
中陰壇は中陰期間つまり四十九日が終るまではそのまま飾っておくことになります。

繰上げ法要

還骨勤行に合わせて繰上げ法要を行う場合も多いです。
本来であれば亡くなってから7日ごとに中陰法要を行い、亡くなった方が無事に極楽浄土へたどり着くことができるように祈るものです。
しかし、忙しい現代人にとって葬儀が終わってから1週間後にすぐ初七日法要のために休暇を取得しなければいけないとなれば、なかなか難しい面もあります。
正式には自宅に遺骨が戻ってきて後祭り祭壇に安置してから初七日法要を行うものですが、還骨勤行と一緒に葬儀場で行うケースが増えています。
また、本来であれば中陰期間にあたる49日間は肉や魚、酒を一切断って菜食のみになるという精進を行うことになっていますが、初七日法要後に精進落としを行って会食を行うケースが多いです。
精進落としでは葬儀に関わってくれたお手伝いの方や僧侶などを招いて会食を行います。